『あじわい』No.231(2026 SUMMER)に寄稿しています
2026.07.06
掲載情報
小形羊羹は90年前に売り出された時 から、長い間2本入りの箱が定番でしたが、実は、途中で一度、現在のような1本売りをしたことがあります。写真は昭和38年(1963)7月5日『東京新聞』の広告です。「かわいい羊羹」のコピーが斬新ですね。「夜の梅」「おもかげ」「新緑」「空の旅」に加えて、この時に発売されたのが珈琲入りの羊羹 。戦時中、止まっていた珈琲の輸入量が増えはじめた時期でした。
1本売りは時代の先取りのし過ぎだったのか、2年ほどで2本入りに戻り、現在のデザインとなった平成20年(2008)まで続きました。珈琲羊羹は、その際に定番から外れ、現在では期間限定商品となっています。コロンビア産コーヒーの香り豊かな羊羹、見かけられましたら是非一度お試しください。
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